2014年11月27日木曜日

不動産投資の「黄金律」と「哲学」

不動産投資の黄金律

         
 1:麦わら帽子は冬に買う
 2:底値100日、天井3日
 3:マジック 7% の法則
 4:相場はどういう時に暴騰、暴落するか
 5:時間の無い者から買う
 6:最初の買主に売る
 7:クレーンが目立つ場所には投資しない
 8:土地から買う
 9:迷ったらマクロで判断
10:買主より売主が強い
11:金貸しには敵わない
12:三番目くらいの所有者になるのが一番幸せ


不動産投資哲学

 1:口約束も守る
 2:即断即決
 3:手数料は常に満額払う
 4:店子には手厚くする
 5:無限責任では助言はできない
 6:積極的には転売しない
 7:相続人に引き継ぐ意志力
 8:良い不動産の持ち主は人物も立派
 9:入札で売るのも買うのも美しくない
10:収益還元法をマスターする

西村明彦 著: 不動産投資アービトラージ (週刊住宅新聞社)より

私が初めて不動産を購入してから28年が経ちました
その間 収益建物建設・建売分譲・土地開発・建築・不動産仲介等を
毎年のように事業として行ってきましたが

長期保有の土地を意図的に集中して購入したのは
昭和62年~63年(1987年~1988年)の2年間
平成20年~21年(2008年~2009年)の2年間
2回だけでした

海外不動産を購入したのは これも2回だけで
平成3年(1991年)と 平成24年(2012年)でした

というか・・・
この時に集中して不動産購入してしまったので 他の時期での購入が
 魅力的に思えなかったのと 資金的に難しかっただけかもしれません

今思うと あまり深く考えてはいませんでしたが 結果的に 
どの時期も 多くの方が 不動産購入に消極的な時期でした
幸運なことに 良い不動産を比較的お値打ちに購入することができました
今のところ まずまず安定的な運用ができています

これから何が起こるのか分かりませんが 今まで不動産と関わってきて
上記の「不動産投資の黄金律」と「不動産投資哲学」には
現実の経験からも納得できる事がたくさんあります

私のお客様で意欲的な方に これらをお伝えしていきたいと思っています

2014年4月2日水曜日

竹内合名会社の建築業務を再開します

消費税増税前の駆け込み需要の影響や混乱を避けるために
昨年の11月から お休みしていました 建築業務を再開いたします

業界全体に まだ人手不足・工期の遅れ・資材等の不安定が収まっていませんので
弊社としましては 当面 お客様と プランニングにじっくりお時間をかけて
発注や着工は もう少し先にさせていただきたいと 思っています
11月から検討してきた 弊社建築の方針は 後日 発表させていただきます
どうぞ ご期待下さい

2014年3月30日日曜日

不動産コンサルティングに必要な技能

不動産コンサルティングに必要な技能って何でしょうか?

知識は必要ですが 膨大な知識の専門家になる必要はありません
 例えば法務・税務・経営・投資・金融・保険・その他・・・
 一つ一つを書き出すとキリがないので 手抜きかもしれませんが
 私の本棚に並んでいる本の一部の写真を掲載してみます


 
 

 
 
 
いかがでしょうか ここ2年間に購入した 業務関係書籍の一部です
これらに関連するテーマのセミナーや研究会にも参加しています

でも いくら知識を身に付けたとしも(ましてや本を読んだだけでは)
恐らく 「役に立つ」不動産コンサルタント にはなれないと思います

情報力・聴く力・経験・分析力・交渉力・プレゼン力・人脈・その他・・・
様々な技能が必要だと思われますが

私が とても大事だと思う(つまり私が最も身につけたい)技能は・・・
「将来予測力」 と 「問題解決力」 と 「総合判断力」 です

そして コンサルティング技能とは別に 絶対必要な技能は・・・
顧客になっていただく 「集客営業力」 だと思います

実は これが 私に一番不足していると認識していますが
なかなか身に付きません 多分 もともと才能が無いのと
とてもありがたい事に たいして努力もしていないのに
(多くはありませんが)良いお客様に恵まれてきたからだと思います

でも ここ6カ月以内に 少しは(できれば世間並みに)変わる覚悟です

2014年3月16日日曜日

土地活用 相続対策 賃貸経営 事例

土地活用 相続対策 賃貸経営 コンサルティング事例です

・弊社建設・管理の 築25年アパートは 一度の家賃値下げなく 通算平均97%のご入居率です

・築18年の木造賃貸住宅で 退去費用を巡って賃借人と 長期のトラブルになったところ
 それまで仲介に入っていた大手業者が途中から抜けてしまった   弊社に相談したら
 3者の間に入って 連絡を取りながら 穏便で妥当な条件で 解決してくれた
 更に その部屋を含めて 長期間空室だった部屋と 2室のリフォーム提案をしてもらって
 実行したら 家賃を下げずに約2ヵ月で満室になった

・アパートの営業マンに 「このままだと 相続税が7千万円 になりますよ」 と言われて ビックリ!
 大きな借金をしてアパートを建てるつもりはないが 多額の現・預金はない 所有地の売却を
 弊社に相談したら

 「慌てなくても 現状のままで 相続税が減額される特例を 仮に 全て利用したとして
 相続税がいくら位になるか試算してみましょう」 と言われ 現時点での仮試算をしてもらった
 ところ 相続税は5百万円以下の計算になった 「そんなに少なくなるのか!」と 別のビックリ
 さらに その後数年かけて 弊社と一緒に対策をして 資金も将来の資産・収入計画もできた

・大手アパート業者で アパートを建てるつもりだったが 契約前に 念のため
 「契約内容と事業計画のチェック」を弊社に依頼した 弊社の調査と助言を聴いてみたら
 自分で思っていた内容と 実際が 随分違っている事が分かって 契約を一旦延期した
 再度 弊社と一緒に検討し直して 計画を変更し 見積りも再チェックしたところ
 投資額が約300万円少なくなった上に 収益が月額約2万円増えた
 また 30年間家賃保証の 本当の意味が理解できて 将来に備えることができた

初回ご相談(1時間以内)は 無料です

税理士法 および 弁護士法 を順守し 安心かつ正確な コンサルティングを行うために
詳細な 税務相談と税務申告は 税理士にて 法務相談は 弁護士にて お願いしております

煉瓦のアパート ローズガーデン シリーズ 写真は 知多市岡田の「ローズパーク」

2014年3月9日日曜日

お金の人気投票

前のブログで 「お金と選挙」 について書きましたが
「お金の人気投票」 営業的な逆転の具体例を
実際に 私が出会った お客様の言葉で お伝えします

私でなく 他に 投票が行ってしまった例
「竹内さんは とってもチャンとしてて 信用できるゎ
 A社は ホントいい加減で 当てにならないんだから」
 A社から家をお買いになったお客様 でも笑顔でした)

「あァ 電話しなくて ごめんなさい
別の会社にも アパートを探してるって言ったんだけど
「家賃が勿体ないから 家を買った方が絶対お得です」って言われて
昨日その会社の建売を買う契約をしちゃいました」
(家賃5万円以内のアパートを探していると 電話があったお客様)

・「アパートなんて建てる気は無かったんだけど あの後で
あんまり B社の営業がしつこいんで しょうがなく契約しちゃった」
(土地を貸したいので借り手を探してほしいと ご相談があったお客様)


私に 投票していただいた例
・「実家の近くに欲しかったのかも 子供達の世話もしてもらえるし」
(ご要望どうりの 旦那様の通勤やお子様の学校区や予算の物件を
何度お知らせしても決まらなかったお客様に 
私の勘から 奥様のご実家近くの高額物件で決まったお客様
予算オーバーの分は ご実家が援助されました)

2014年3月8日土曜日

お金と選挙

「お金と選挙」といっても 政治の話ではありません お金の話です

お金儲けは 投票用紙が1万円札の人気投票のようなものです
1万円札を持った投票者が 何に投票して お金を使うかによって
そのお金をたくさん集めた人が お金儲けをすることができます

つまり お金儲けが上手な人は お金投票の人気者といえます
更に 一発屋ではなく 継続して儲け続けて お金持ちになるには
連続当選して 1万円札の累積投票数を 増やし続けていくことです

気を付けるべきは
お金を集めても 集めた以上に他の人や物に 使ってしまっては
お金持ちになるどころか お金に困った人になってしまいます

更に気を付けるべきは
お金の人気者が 愛情や人格や健康とかいった 他の分野でも
人気者とは 限らないということです
もちろん 他の分野でも 同時に人気者であるかもしれません

現代では お金は とても価値のある 大切で便利な物だと思いますが
金額は中立的な数字であって それ以上でもそれ以下でもないと思います
「善悪」とか「好き嫌い」とか「幸不幸」は お金を扱う人の感情の問題です

その人に合ったバランス感覚で 集票と投票をしていくのが大切だと
私は思っていますが・・・
実のところ 私自身は偉そうな事が言える身分ではありません

2014年3月2日日曜日

家を建てる 相続対策 コンサルティング事例

家を建てる時は大きなお金が動きます ついつい 「予算」と「現物」ばかりに 目が向きますが
「どのように建てるか?」という事は とても重要だと思います

インターネットの時代になって 一般情報は大量かつ簡単に集められるようになりましたが
誤解を恐れずに 言いにくい事を 敢えて申しますと・・・

アマチュアの方が情報をいくら集めても 自分で実際に 一度もゴール(完成)した事はありません
ましてや ゴール(完成)した後に起きる先々の事など ほとんど考えられません

特に 非日常的な事(見積り明細・構造・見えない所の施工・トラブル・相続・相続後の事等)
経験回数がほとんど無いので アマチュアの方には とても分かりづらいと思われます

プロは 実際にゴールした事がありますが
業務が 自社の利益目的化(当たり前ですが・・・)・規格化・分業化・スピード化してきたのと
相続とか 相続後の事(納税・次世代の生活・2次3次相続対策など)は経験回数も少ないので
ご相談者本位の 長期的・総合的な判断や提案 そして 実務遂行が 難しくなっています

残念ながら 現場レベルでの 総合的な不動産と建築のプロフェッショナルは 多くありません

ブーさん(竹内公朗)の 「 家を建てる 相続対策 コンサルティング事例 」 をご紹介します

・息子の家を建てるのに 土地と資金の一部を援助して 残りは息子の住宅ローンを組むつもりで
 弊社に 建築の見積り提示を依頼したところ
 「別の方法もありますが・・・」と提案され 当初と全く違う組み立てで 家を建てることにした
 家族の生活を考えつつ 将来の相続時の円滑な承継と 相続税が大きく減る 見通しになった

・大手低価格ハウスメーカーで 家を建てるつもりだったが 見積りや実際の内容がよく分からず
 不安だったので 弊社に 図面・見積りのチェックと 工事現場の第3者チェックを依頼した
 コストダウンできるプランの相談や 専門的な構造チェックや見積りチェックをしてもらった
 着工後は 重要な工事日の前後だけでなく ほぼ毎日 現場チェックに行ってもらった
 ハウスメーカーの監督が2回も変わって 忙しいのか あまり現場に来なかったせいもあって
 見えない所の不具合や トラブルになりそうな所もあったが 弊社にて 早目早目に指摘して
 トラブルを未然に防ぐことができた また 最終引き渡し時の トラブルを仲介して解決できた

・大手ハウスメーカーで 相続対策を兼ねた二世帯住宅を建てる つもりでいたが 
 建てる前に 弊社に相談してみた
 相続税だけでなく プランの助言や見積りのチェック 将来の遺産分割時の問題点まで考えた
 提案を 大手ハウスメーカーとは別に 3案出してくれたが それぞれの建て方次第で
 将来の相続税 や 2次3次相続の時の遺産分割が とても大きく変わる事を知って驚いた
 住宅は当初予定の大手ハウスメーカーで建築したが 変更した結果には とても満足している

・準大手で着工数が急拡大している住宅会社と 自宅建設を契約し着手金100万円を払ったが
 地盤改良をしただけで その会社が破綻してしまった 弊社に相談したところ
 弊社から対処方法を教えてもらったが 完成がいつになるか分からなかったのと 
 その会社から「解約するなら違約金400万円を追加で払って欲しいと」言われて その会社と
 もう関わりたくなかったので 交渉して 着手金の100万円と地盤改良費を相殺して解約できた
 弊社と自宅建設を契約して着工し 結果的に 差し引き約200万円少ない金額で完成できた 

初回ご相談(1時間以内)は 無料です

税理士法 および 弁護士法 を順守し 安心かつ正確な コンサルティングを行うために
詳細な 税務相談と税務申告は 税理士にて 法務相談は 弁護士にて お願いしております

2014年2月16日日曜日

相続に備える 不動産チェックリスト

このような不動産は、要チェック
相続評価と時価が乖離していて 税額が多すぎたり
「いざ」という時に すぐに売却できない場合があります

□ 共有名義になっている不動産
□ 確定測量をしていない土地
□ 筆単位と利用(地目)単位が違う土地
□ 土地の中に赤道(国有地)がある
□ 接面道路が建築基準法上の道路に該当しない
□ 建築基準法上の道路に面していない土地(無道路地)
□ 間口が2mに達しない土地
□ 極端に不整形な土地
□ 狭小地
□ 市街地山林、傾斜のある土地
□ 高低差がある土地
□ 容積率300%未満で、500㎡以上ある土地
□ 低層古アパート、古貸家
□ 空室率が30%以上ある賃貸物件
□ 底地(貸宅地)
□ 借地権
□ 道路の幅員が4m未満
□ 騒音(線路など)
□ 都市計画道路予定地
□ 区分地上権設定地(地下鉄など)
□ 高圧線下地
□ 埋蔵文化財包蔵地
□ 土壌汚染が存在する土地
□ 地下埋設物がある土地
□ 市街化調整区域内の土地
□ 旧耐震建物、既存不適格建物、違反建築物

あてはまる項目があった方は  弊社にご相談ください
また 建築基準法などがわからない方も お問い合せください

不動産コンサルタント 竹内合名会社
ブーさん こと 竹内 公朗(たけうち きみお)
WEB  : http://www.takeuchi-goumei.co.jp/
電話   : 0562(55)0005
MAIL : info@takeuchi-goumei.co.jp

2014年2月8日土曜日

評価される経営  不動産・財産・経営・コンサル

この前のブログで 起業して 10年以上継続できる確率は
「知多市の26歳~35歳の全住民約1万人が起業したいと思っていて

そのうちの 600人が実際に起業したとしても
46歳~55歳まで継続できる人は 10人 という確率」と書きましたが


・創業200年以上の会社は 全世界で5586社あるそうで
 そのうち日本の会社が 3146社で 世界1位!
 ( 2位はドイツで837社 3位はオランダで222社 )
・日本で創業100年以上の会社は5万~10万社で 恐らく世界1位!
・世界最古の会社は 建築業の「金剛組」で 創業1430年以上!

この数字を見てみると「日本の企業って スゴイ!」と思いませんか?

評価される経営のスタイルは 長い目で見ると結構変化しています

昔の事は分かりませんが 私が これまでに知る限りでも 大雑把に言って
・高度経済成長期は  売上が第一(売上は全てをいやす?)
・資産インフレ期は 資産増加が大事(利益は出なくてもいい?)
・バブル崩壊後の停滞期は 利益が最優先(コストと借入金の削減?)
・デフレ期は キャッシュフロー(現金)が第一(資産は持たない方がいい?)
・出口戦略とかM&Aとか 継続を想定しない経営スタイル(企業の商品化?)

時代によって 経営環境と金融・税のルールが変わってきたので
当然といえば当然のことでしょう
そして これからも どんどん変っていくんだと思います











データ引用の参考図書(ご一読お勧めします)
・「だから、会社が儲からない」・・・嶋津良智 (日本実業出版社)
・「北尾吉孝の経営問答」・・・北尾吉孝 (廣済堂出版)
・「競争をやめれば会社は強くなる」・・・五十棲剛史 (徳間書店)

2014年2月7日金曜日

起業して儲ける  不動産・財産・借金・コンサル・知多市

アベノミクスの一環で 起業を促進するのが目標だそうです

起業して成功する確率って 今の日本で どれ位なんでしょうか?
最近読んだ 色々な本から借用した数字を組み合わせてみました
(本によって 数字がバラついていましたので 私が調整しました)

・起業したいと思っている人が 全部で 10.000人いるとします
(私がいる 知多市の26歳~35歳の男女総人口とほぼ同じです)
・実際に起業する人は 600人(6%)  ここで法人化すると
・開業後 1年以上 続く企業は300社で 300人(3%)
・開業後10年以上 続く企業は 50社で  50人(0.5%)
・開業後20年以上 続く企業は 1社で   10人(0.1%)

つまり
知多市の26歳~35歳の全住民が起業したいと考えたとして
そのうちの 600人が実際に起業しても
46歳~55歳まで継続できる人は 10人 という確率です

私の実感では 今から30年以上前に起業している方が
残っている確率は高いように思われますが・・・

何年も続いている企業でも 安心できません なぜなら・・・
・全企業のうち 儲かっている企業は 僅か 3%
更に 毎年 儲かり続けるなんて 気が遠くなるような 確率です

数字の信憑性や整合性はともかく 大雑把には 今の日本で
儲かる企業の経営者である事は とても確率が低いと言えます

逆に その人はとても 実力と幸運に恵まれた人だという事です

「利益を出せない企業は 存在価値がない」 という言葉も聞きますが
「儲かっている経営者」か「会社経営をしていない方」の言葉だと思って
多くの儲かっていない経営者の方々も 誇りを持って生きていきましょう











データ引用の参考図書(ご一読お勧めします)
・「だから、会社が儲からない」・・・嶋津良智 (日本実業出版社)
・「北尾吉孝の経営問答」・・・北尾吉孝 (廣済堂出版)
・「競争をやめれば会社は強くなる」・・・五十棲剛史 (徳間書店)

2014年1月29日水曜日

赤い車 青い車 不動産・財産・借金・コンサル・知多市

関心のある自動車があると(例えば 購入を検討している等)
街中で その自動車ばかり見つけてしまう事ってありませんか?

これと似たことが 問題解決の時にも よく起こります

仮に 今 困っている事があって ここから車で脱出しようとしています
赤い車 に乗ると 困り事が 益々ひどくなる場所に行ってしまう
青い車 に乗ると 困り事が 解決しやすい場所に行ける
・・・としましょう

原因にもよりますが 今 困っているということは
少なくとも 今回は 赤い車に 乗ってしまいましたが
今までも 赤い車に 乗りがちだったと 思い当たる事があります
(楽で やさしくて 嫌な事がなくて 乗り心地も悪くはなかった?)
(そもそも 自分の目には 赤い車と映らず 青い車に見えた?)

その人は 赤い車に とても関心があるのと 乗り慣れているせいで
なぜか 赤い車 ばかり目に飛び込んできます  せっかく  
青い車が近づいてきても 気付かなかったり 乗り遅れたりします

道に迷ってしまって 何とか 車で 脱出しなければと 思っています
様々な色の車が 目の前を通り過ぎていきますが 青い車は見えません

その内に焦ってきて どの車に乗ったらいいのか分からなくなってきます 
そこで つい 見つけてしまった 赤い車に すがる様に乗ってしまう

そして だんだん 青い車が 少ない場所へと 行ってしまいます

気をつけましょう!(自戒を込めて)
「赤い車」  「赤い相談相手」

逆に、青い車ばかり見つけてしまう人は( 実に 羨ましい!)
たまには 他の色の車に乗ってみるのも良いのでは?
今まで 経験できなかったような風景も見えてくると思いますが・・・

2014年1月23日木曜日

愚者は経験に学ぶ 不動産・財産・借金・コンサル・知多市

週刊SPA!(扶桑社)の1月28日号で
40歳を過ぎて転落する人には 驚くほど似た
性格、金銭感覚、ライフスタイルがある
「新型貧困に陥る人の共通点50」
という 特集が掲載されていました その記事の中で

40歳過ぎて 貧困に陥る人たちに共通の「見通しの甘さ」
・ 臨時出費用に貯金をしていない
・ 経済的に困窮し始めたとき 見て見ぬふりをしてしまった
・ 今の収入が維持できるという根拠のない前提で 貯金できず浪費していた
・ 「将来はどうにかなるだろう」と楽観視してきた
・ 次が決まってないのに会社を辞めたことがある
・ その場しのぎでした借金の返済に苦しめられている
・ 一攫千金を狙って投資や儲け話に手を出し、失敗したことがある
となっていました 更に

刹那的・衝動的ゆえに 貧困に陥る人の共通点
・ 「やりたいことを我慢する人生なんて嫌だ」と趣味や娯楽にお金を使い続けてきた
・ 長く使えるようメンテナンスをするのを怠ってしまう
・ 「今買わないともう買えないかも」という焦りから買い物することがある
・ オプション(トッピング等)をつけないと気がすまない
・ 割安価格帯のものより欲しいランクのものを手に入れたい
・ はやっているものは欲しくなる
・ 絶対に損するとわかっていても 面倒くさくて放置しておくことがある
・ 「あの時 浪費しなければよかった」と思うことがある
・ テンパリ癖がある
・ 欲しいものはお金がたまるまで我慢せず ローンの手数料を払ってしまう
・ いくら使ってもいいと思える趣味を持っている
・ カードの支払金額は明細がきて 初めて把握する
・ これをやめたらいくぶん余裕ができるとわかっていてもやめられないことがある
・ totoやBIGや宝くじをよく買っている
・ 手数料のかかる分割払いやローンを複数回利用したことがある
・ 事故を何度か起こしたことがある
・ 友人知人に10万円以上貸して 返ってこなかったことがある

これら全てを 逆にキチンとできている人って 「スゴイッ!」と正直思います

実は 私 立ち読みして 「ドキッ!」 思わず購入してしまいました
今は 過去を反省して 極力 気を付ける様にしていますが
自分自身 結構たくさん 思い当たる節があったからです

これって 他人の事だと 客観的に よく理解できて 納得できるけど
自分の事だと ついやっている人って 割といるんじゃないでしょうか
というか 「分かっちゃいるけど 止められない」って事ありませんか?

脳科学的にも
脳は快楽が大好き 快楽が欲しい でもお金が無い 我慢をする
ストレスが溜まる 我慢できずやってしまう 快楽を得るが後悔する →   
更にストレスが溜まる ストレスを解消するのに更に快楽が欲しくなる
最初に戻ってしまって繰り返す やめるどころか益々やってしまう悪循環

意思が強く 合理的判断が できないのも 普通に仕方ないとも思います
自営や経営者の人も その時々は よく考えてから 決断して実行しても
結果的に やるべきでなかった事を 結構 やってるような気がします

確か ドイツ帝国の鉄血宰相「ビスマルク」(1815~1898)が
「愚者は経験に学び 賢者は歴史に学ぶ」
Nur ein Idiot glaubt, aus den eigenen Erfahrungen zu lernen.
Ich ziehe es vor, aus den Erfahrungen anderer zu lernen,

 um von vorneherein eigene Fehler zu vermeiden
愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。
私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、
他人の経験から学ぶのを好む。(直訳)

と言ったそうですが 戦争や災害等 「生死を分ける」場合はともかく
個人的な「お金」に関しては むしろ(できれば早目・軽目に失敗して) 

「経験に学んだ愚者は 偉くて 強い もはや愚者にあらず」と思います
でも!「 言うは易く 行うは難し」・・・だから 愚者か!
「分かっちゃいるけど 止められねえ」(スーダラ節)って事ありませんか?

「オットー・フォン・ビスマルク」(1815~1898)



2014年1月8日水曜日

あなたが 欲しいもの 不動産・財産・借金・コンサル・知多市

今まで 拝読した本や 拝聴したセミナーで
何度か出てきた 一見相反する二つの言葉があります
 
どちらの言葉も 私は 深く納得してしまいましたので
ご紹介したいと思います
 
細部は異なっていましたのと どなたが最初に仰ったのか
私には判断できませんので ご容赦ください
 
「あなたが 欲しいものは すべて あなたの中にある」
 
「あなたが 欲しいものは すべて 他者が持っている」


如何でしょうか お役に立ちましたでしょうか


 

2014年1月4日土曜日

それは 難しいですね 不動産・財産・借金・コンサル・知多市

「それは 難しいですね」
仕事をしていると しばしば この言葉に出会います

この言葉が出る時の多くは
「難しいけど 何んとかします」
というより
「やった事が無いので やめておきたい」
「割に合わないので もっと簡単に済ませたい」
「断定せずに やんわりとした表現で 断りたい」
という その方の気持ちを 私は感じてしまいます

私なりに考えてみると 多分
学校や塾で(最近の事は分かりませんが 私が学生の頃は)
・ 先生から 丁寧に (当然のように)問題の解き方を教えてもらえる
・ 正解は一つ それ以外の答えは 間違いで 評価されない
・ あまり考えずに質問するのは良いが 考え込んで答えないのはダメ
・ 試験の時に 真っ先に簡単な問題から解いていく(点数を取るため)
 難しい問題は後回しにして 時間が無ければ解けなくてもよい
という経験を ミッチリ積んできているのと

社会に出てからも 新人の頃に
同じような経験を積んでいる事が多いからではないでしょうか
・ 相手の質問に答えるべき時に 逆質問をして 答えを探ろうとする
・ 批判や失敗の可能性が低い 前例のある確実で無難な行動をとる
・ 時間に追われて 手間をかけたり 考えている 余裕がない
・ 特に 重大な局面では 手っ取り早い 安全策を 採用したくなる

難しい事にかまけて 簡単な事が できていないと 評価されません
そこで 難しい事は 放置されてしまうことに なりやすいものです
学校でも社会でも うまくやっていくには このように考えやすくなります

私自身 できない事が多くて 立派な事は とても言えませんが
ヘソ曲がりの性分のせいか 事実上の一人会社であるせいか
「難しい」と言われると「何んとかできないだろうか」と思ってしまい

営業的には「そうですよね 難しいですよね」と言うべきところを
「どんなふうに 難しいと思われるんですか?」と突っ込んでしまって
相手の方から 煙たがられてしまう事が よくあります(反省)

仕事や人生で 運良く 難しい事を避け続けて 済めば良いのですが
いざ 不運や困難に直面した時には
簡単な問題をいくら解いても 核心的な難しい問題が解けないと
乗り切れない場合も あるのではないかと思います

そんな時には 常日頃から
少しずつ難しい問題を 敢えて 解いていると役に立つと思います

どこで聞いたか忘れましたが(真偽の程も分かりません スミマセン)
板を 拳で突き破る時には 「板そのもの」に気を取られるのではなく
「板の先の空間」に向かって 思い切り 突いた方が 板は突き破り易い

難しい事や困った事や壁(スランプ)に 運良く! 出会ってしまったら
その事ばかりに 意識を向けて 悩んでいるよりも 

それを突き破った後の事を想像して 方向を間違えず 思い切って
突いてしまう事に 意識を集中させるか
いっその事 一旦迂回して 方向を変えてから 前進する事に
意識を向けた方が 良いのではと思います

それには 日頃の訓練で 技能と判断力の習得が必要だと思います
くれぐれも 無謀な行動をとって 大怪我をなさいませんように・・・
自戒を込めて   テルーの唄 手嶌葵 ゲド戦記

2014年1月3日金曜日

一年の計 不動産・財産・借金・コンサル・知多市

知多市では元旦から晴天で温かい日が続いていますが
私は 家族揃っての初詣で以外には ほとんど外出もせず
この3日間で 次の本を 読んでみました
(著者の敬称略 題名の下段はサブタイトル)

一瞬で自分を変える言葉 ・・・清水 康一朗 角川フォレスタ
  アンソニー・ロビンス 名言集
なぜ、間違えたのか? ・・・ロルフ・ドぺリ サンマーク出版
  原題:DIE KUNST DES KLAREN DENKENS
  誰もがハマる52の思考の落とし穴

5年で売上げ2倍の経営計画をたてなさい ・・・小山 昇 中経出版
  これまでと同じやり方では、会社は潰れます!
社長は会社を「大きく」するな! ・・・山本 憲明 ダイヤモンド社
  安易な「拡大戦略」では会社は10年続かない

ビジョンがあればプランはいらない ・・・夏野 剛 中経出版
  夏野式 自分の殻を破る40の言葉
溶ける ・・井川 意高 双葉社
  大王製紙前会長 井川意高の懺悔録
破綻 ・・・林原 靖 ワック
  バイオ企業・林原の真実

不動産ビジネスはますます面白くなる ・・・ニッセイ基礎研究所 日経BP社
  成熟市場で成長の芽を見いだす
グローバル化時代相続税対策 ・・・奥村 眞吾 清文社

どの本もとても 良い内容だと思いました それはともかくとして
年末に書店で 何気なく選んで買ってきたのですが
このブログを書き出して 並べていたら 面白い事に気付きました

その1・・・自分自身の問題意識が 知らず知らずに現れている
その2・・・一見相反するような内容の本を それぞれ買っている
      赤字の本は積極的・アクセル・陽 で 青字の本は消極的・ブレーキ・陰
その3・・・社長は会社を「大きく」するな! は前に一度読んでいましたが
       今日 知らずに再読していました(多分バランスを取りたかった)
                  最初の拝読後に 山本憲明様のセミナーも実際に受講しました

無意識に 行動したり 考えているようですが
私自身の 問題への意識や迷いが よく分かってしまいます
その反面 バランスと客観性 を感じさせる行動 とも言えます

ということで 今の私は 混迷した葛藤理解している状態だと思われます
これから 世間が動き出す 1月6日位まで
顕在意識と潜在意識の両方で考えて(悩んで)みようと思います
多分 ズーッと 解決はしないでしょうけど・・・

そういえば
「一年の計は元旦にあり」 と言いますが この言葉の意味するところは
「物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てるのが大切だ」
ということなんだそうです ところが 前出の 夏野 剛氏は
「ビジョンがあれば プランはいらない」
と仰っています さあ 困った! どうしましょうか?

ちなみに この後 読み始めるのは 次の本です
・脳のなかの天使 ・・・V・S・ラマチャンドラン 山下篤子訳 角川書店
  原題:The Tell-Tale Brain
  人間は、なぜ美を感じるのか? 「特別」な生物なのか?